婚活Q&A PR

低年収のアラフォー男女に結婚は無理ですか?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

質問内容

はじめまして、今後の人生の参考としてnoteやブログを読ませて頂いている者です。
根本的な質問で大変恐縮なのですが「男女共に年収が低く(最低でも300〜400万円は必要)年齢が30後半より先」という条件では結婚は難しいとひかりんさんからのお言葉からは読み取れたのですが、どれくらいの年収から結婚は考えたらいいでしょうか?現在、闘病しながら非正規雇用なので指針が知りたいです。
現在はお言葉を受け止めて、結婚せずに別の人生の運用方法を考えています。

回答

性別、地域、探し方によって異なります。

いつもnoteやブログをお読みいただきありがとうございます。
今回のご質問内容の要点を整理すると次の3つになるかと思います。

  1. 男女ともに30代後半以降は年収400万未満の条件では結婚が厳しいのか?
  2. ①が正しいときに実際に結婚を考えられる年収はいくらか?
  3. 闘病中の非正規雇用の人の結婚の指針を知りたい

結婚生活は日々の生活に直結しているので年収が切り離せない問題なのは事実です。しかし単純に年収が◯◯円以上でないと結婚できないという風に画一的に定義することには意味がありません。結婚に必要となる年収は次に紹介する複合的な条件で決まるためです。

①性別

まず大前提としてご質問者様が男性なのか女性なのかで大きく状況が変わります。一般的に多くの男性は女性の年収をそこまで気にしません。

年収が低くかったとしても自立して真面目に働いているか、なんらかの理由があって(それこそ闘病など)年収が低い場合は問題になりません。反対に女性は男性の年収を非常に気にする傾向があります。

多くの女性が自分よりは稼いで欲しいと考えているため年収が低い男性は結婚相手の対象外になります。残念ながらこの願望に論理的整合性はなく本能や文化に根ざしたものだと考えられていますが、現実としてそのような傾向があるで仕方ありません。

②お住まいの地域

求められる年収はお住まいの地域によっても大きく異なります。日本は地域によって年収が大きく異なるからです。

例えば東京の平均年収が615万円であるのに対して高知の平均年収は386万円でと229万円も開きがあります。人は自分の生活半径の感覚を当たり前と考えるため、その地域の水準に準拠する形で必要になります。

ですから一元的に◯◯円以上ではなくお住いの地域の平均年収と比較してどれくらい高いのかまたは低いのかを考える必要があります。

年収300万円の地域では300400万でも問題はありません。多くの人がその年収レンジで過ごしているので特に低いと思われることはありません。

反対に東京でアラフォー年収300万円であれば低いと感じる方が多いです。これは東京の生活圏の大多数がもっと年収をもらっていて、それを基準にして判断するからです。

③お相手の探し方

どこで異性と知り合うかで必要な年収は変わります。

マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティなど結婚を目的とした場所では一番最初に大多数の中からマッチングする人を選ぶという意思決定をするため、表面的な情報で一次スクリーニングをする方が多いです。

就活において多くの有名大企業は大量の応募があるため一人一人面接をして見極めること不可能であることから学歴などわかりやすい指標で書類選考をします。

また学生の立場から見た場合でも全ての企業にエントリーはできないので受ける会社を絞っています。

マッチングから入る婚活はこれに似たような状況で状態です。一覧に並んだ結婚相手候補からまずは候補を絞るので、そのため周囲と比較して条件が見劣りする方がどうしても選ばれにくくなります。

しかしこれはオープンな市場で好きになってもいない全く知らない相手を選ぶ場合にのみ起きる好きになったら正直なところ関係ないという方が殆どです。

好きになる相手を前に選ぶ場所ではなく、相手がこちらを先に好きになって選びたいと思われるような出会いができる場所を選べば年収は関係ありません。

このあたりの婚活の構造については「婚活1年目の教科書」で詳しく解説しているので興味あれば御覧ください。

闘病しながら非正規雇用は結婚できないのか?

こちらは次の2つの問題が混在しています。

  1. 闘病中である
  2. 非正規雇用である

まず闘病について考えていきます。


リクナビのように見知らぬ大量の異性からマッチングするようなサービスで婚活をする場合「闘病」というのは非常に不利なります。非常に嫌な言い方になりますがハンドメイド品を購入するときにわざわざ色や形が崩れているものは選ばないのと同じなのです。

でもそのハンドメインド品があなたの大切な人が作ってくれたものだったらどうでしょうか?全く意味合いが変わってくると思います。

 

闘病や非正規雇用というのは不利な条件です。しかしそれは見知らぬ相手から比較対象がいるところで選ばれる場合に限ります。ですからあなたという人物を見て貰える場所であればよいと考える方は世の中いらっしゃるでしょう。

つぎに「非正規である」についですが、こちらは男女で大きく状況が変わります。

結論から言うと質問者様が女性である場合「非正規である」ことは大きな問題にはなりません。男性の場合はとくに30代以降であればよほど本人に魅力がない限り難しいかと思います。気にしない女性も中にいますが、大体数の女性はやはり夫に経済力を求めることが多いので「非正規でも良い」という女性が見つかる可能性はそう高くはないからです。

闘病内容がわからないため具体的な方策は授けられないのですが基本的には次の2点が良いと思います。

  1. 正社員
  2. フリーランスになる

やはり一番確実なのは正社員になるのことかと思います。

闘病の完治が難しい場合は障害者雇用の枠を検討することをおすすめします。疾患を抱える就労を支援するサービスも存在するのでそちらを調べてみてください。

2つ目はフリーランスになる方法です。ライターやデザイナーなどフリーランスとして働ける職種が世の中には多数存在します。

正社員と違い週5日勤務する必要がないので体調と相談する働き方が可能です。フリーランスと言うと一流の人材だけが働ける雇用形態のように考えてる方も多いですが、実はそんなことはなく経験が浅くても仕事はあります。

もちろん一定以上の専門性を身につける努力は必要になりますが、時間の自由度が高く、何歳からでも挑戦できるフリーランスという選択肢があるおとは頭の片隅に入れておきましょう。

まとめ

婚活で求められる年収は性別、地域、探し方によって異なります。

ご質問者様が女性の場合は一般的に年収は気にしなくてもよいでしょう。

男性の場合は年収はどうしてもついてまわる問題です。お住まいの地域の平均と比較して低いようであればマッチングからはじまる出会い以外の場でお相手を探すことを推奨いたします。

また闘病についてはマッチング主体の出会いにおいては明確に不利です。しかし疾患によってあなたの人間的価値や魅力が毀損されるわけではありません。

年収が低い、疾患など明らかに不利な条件の方は表面的な情報で評価されてしまうマッチングアプリ以外の場所で婚活することをおすすめします。

また男性は人間的魅力と別にどうしても経済力が最低限求めらるケースが現実としては多いです。現在は疾患持ちの就労移行サービスも多数存在してるのでそのようなサービスを積極的に利用してください。またいまはフリーで働いて稼ぐ方法もあるのでそちらも合わせて検討されるのが良いと思います。

合わせて読みたい